Kuma, Ehime

私たちはMotomoto Kuma です。愛媛県の久万 [くま] という標高 1,000mの町からきました。木を育て,森と暮らして150年になります。

森は空気をつくり,暮らしを支えてくれます。私たちに必要なもの,家,道具,移動手段でさえ木でつくれます。

もともと,人は森で暮らしていました。
でも,今は暮らしの中から木が徐々に減っているようです。 私たちは「もともとはどうだったんだろう」と問いながら,木のこれからを考えています。

MOTOMOTO KUMA は,新しい森の可能性を感じられるプロダクトをお届けします。

ツリー・レザーとは

木といえば堅く曲げにくいものです。しかし,薄く削って特殊な加工をした木材は,柔らかい革のようになることが分かりました。木が革のように柔らかければ,もっと暮らしに溶け込めます。植物性なのでヴィーガンやべジタリアンの方にもお使い頂け,お手入れはごく少量の蜜蝋を丁寧に塗り込むことでおこなえます。
Kentaro Ibe
Founder
Kazuko Tamura
Artisan
Namio Kudo
Design
MOTOMOTO KUMA FOunder

森を育てる

 私は,150年間にわたりスギやヒノキなどを育ててきた「久万造林株式会社」で仕事をしています。「森を育てる」ということは,100年も200年も「山に元気な木」が生きていることだと考えています。山はあっても,木や様々な植物がなければ森にはなりません。森はきれいな空気を作り,豊かな水を貯え,そこに生きる「いきもの」たちの家です。

山と人

 私たちは山の恵みを受けて暮らしています。山は,空気や水,食べ物,素材など様々なものを提供してくれています。
 
 林業という仕事は,山に元気な木が育つお手伝いをする仕事です。大切なことは,時「とき」を合わせること。

 何百年も生きる木と私たち人間の時間軸は違います。山や木の立場を考えて,今,私たちにできることをしていくことが大事です。

森と木の可能性

 昔の日本は様々な工夫をして,山からたくさんの恵みを得ていました。今は木に代わる材料によって,その恵みに触れる機会が少なくなっています。これはとても「もったいない」ことだと思います。もともと,森や木が与えてくれる恵みはたくさんあります。

 私たちがちょっと頭の中を変えることで、その可能性は無限に広がると考えています。MOTOMOTO KUMAは,その可能性の窓を少しだけ,開けるお手伝いをするプロジェクトです。

@motomotokuma